【安全登山と事前の備えについて。】

1、登山計画書

2、天候

3、地図読み

4.登山装備

5、登山技術の習得

6、労山新特別基金制度

7、登山の為の筋力作り


ーーーーーころばぬ先の杖ーーーーー

1、登山計画書

日の出、日の入りと、自分の体力を考えてしっかり計画を立てたら、家族や知人に伝えておきましょう。

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201〇年  〇月  〇日(  )曜日

AM・PM  〇時発   AM・PM  〇時到着予定

同伴者   人  (   )登山口より、登りのコース(   )

下りのコース(   )より、(   )下山口

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上記のようなメモ紙を準備して置き、記入するだけにしておくと便利でしょう。 

2、天候

山の天気は平地と違い、急変することがあります。また、標高が上がることで気温の変化や風、ガスなど思いもよらない変化が起こることもあります。山の天気については山専門の天気予報を調べて、無理のない計画を立て、急変が予想される場合は早期の撤退も必要です。

「てんきとくらす」 山の天気予報アプリです。

写真をクリック

3、地図読み

山の中で、道が分からなくなり迷ってしまえば、遭難につながります。

登山道は、必ずしも標識や道しるべが整っている道ばかりではありません。以前歩いた登山道であっても、天候や季節が変わるだけで自分がいる場所や向かっている方向が分からなくなることもあります。紙の地図とコンパス(方位磁針)を必ず携帯しましょう。(但し、この二つを有効に活用するには訓練が必要です。)

今は、携帯電話の地図サービスでGPSを利用し、地図や現在地を確認できるサービスもあり、とても便利な時代になりました。しかし、その便利な機能も、天候などでGPS機能がうまく働かず、必要な時に利用できない場合も考えなくてはなりません。地図の読み方、コンパスの使い方を学びましょう。

「YAMAP」登山アプリです。スマホがGPS機器に変身!

写真をクリック

 

4.登山装備  

  雨具(上着・パンツ)スパッツ・リックカバー・スティック・

  スリング・

  カラビナ2個・ヘッドライトは、必需品です。もちろん、

  弁当、水分、行動食も入ります。

  

  (登山用品は、近年、軽量化しております。少々高価には

   なりますが一つづつ必要なものから揃えていく中で、軽量をポイ  

   ントに購入されてはどうでしょうか。

   リュックは、最初登山中の体調維持も考えて

   本体が600gから700g前後の物から、始めてもいいです。
   最初は600gから700g前後のリュックをお勧めします。
   (リュックの中に入れるときは、雨具の上着、パンツも別の

  小袋に一つ一つ入れて、縦入れしておくと、取り出しが楽です。)

 

600gから700g(本体重量)いろんなブランドで、このくらいのリュックは販売されています。

じゅっくりからってから、自分に合うものが良いです。

 

帽子や上着を、上記の写真のように挟んでおいて、すぐ出し入れ出来るようになっているのは、べんりです。


5、登山技術の習得

三点支持教室、レスキュー教室、冬山登山講習会、地図読み山行、アイゼン山行等々、安全に登山を行うための講習会を行っています。

入会当初は、登山の経験がない方が多いのですが、先輩会友より優しく丁寧に講習がある為、安心です。少しずつ登山技術を習得していきましょう。

私たちの会の3点指示教室の様子です。スリングとカラビナを装備するところを学んでいます。

急坂なので、危ないような場所には、木にロープや鎖が用意されているので、カラビナをかけて安全に降りていけます。

 

6、労山新特別基金制度 加入のご案内
  滑落しそうでないこんな山なのにと思うところでも、ちょっとした油断や状況

        によって捻挫したり、体調不良を起こしたりして、ヘリプターを、要請する  

  場面もよく見かけます。公共のヘリで済む場合はいいのですが、状況次第で、

  民間ヘリ-が来る場合があり、数百万円掛かることがあります。

  入会後は、年間1口1000円以上の加入が必要です      

、 

7、登山の為の筋力トレーニング
  登山は、スポーツの中でも、高い筋力が必要な訳ではありませんがとは言って

 も、ある程度の強い身体を、日頃から作って置くことは、大切なことです。

 

 山本正嘉先生の名前と(鹿屋体育大学)で検索してみませんか。鹿屋体育大学

 で、登山と筋力について、研究してらっしゃる先生です。登山ㇾベルと持ってい

 く水分量とか、登山の為に筋肉トレーニング方法がありました。筋肉をつけよう

 と無理をしすぎない方がよいようです。

 

 私たちの会では、監修 石田良恵先生の本も推奨しています。

 本の題名 『山筋ゴーゴー体操』生涯登山をめざして

 

自分の身体は、自分で管理を。

 登山は、持久力が必要なスポーツです。

 その為、山では心臓系の突然のトラブルが心配です。

 不安がある場合は、事前に自分の身体と向き合って健康診断を受けて

 おきましょう。

 


岳 山登り 10訓 「長野県山岳遭難防止対策協会」

部への届出(メールも可) 

長野県

 

 

その1 命の道しるべ、登山計画書

 登山計画書は、万一の場合の素早い捜索救助の手掛かりになります。

 登山計画書は、家族に託すと共に、登山口で提出しましょう。

 

その2 登りたい山より 登れる山 自分に見合った山選び

 自分の体力や技術・経験に見合ったコースを選ぶことが大切です。

 低山から経験を積み、登りたい山ではなく、登れる山を選びましょう。

 

その3 体力・装備・知識の総合力で 頂きめざす 

 登る前から体調管理、酸素が薄く、気圧が下がる高地では、十分な体力と万全な

 体調でなければなりません。遭難者には「登る前から遭難している」と言われて

 も仕方ないほどの軽装備の方がいます。

 経験者や登山用品店のアドバイスを受け、登る山に見合った装備と知識備えて

 ください。

 

その4 山のマナーは  命のマナー あいさつ交わし情報交換

 「登り優先」「山側待機」「早出早着」などの登山マナーは周囲の登山者や

 山小屋への気遣いだけでなく、事故の防止にもつながります。夕暮れ時や夜間の

 山小屋への到着などは論外です。暗くなると 道迷いなどに遭難する可能性が高

 まります。

 

その5  年齢考え ひかえめ登山 過去の体力 過去のもの

 遭難者全体の78,5%が40歳以上の中高年登山です。60歳以上では46,6%です。

 (平成24年)過去の経験を過信せず、体力やバランスの衰えを自覚した。行動計画

 をたてましょう。

 

その6  ヘルメット 命を守る必需品 頭部の事故が命取り

  滑落や転倒で頭部のケガをする遭難者は4人に1人。あごひも締めれば気持ちも

 引き締まります。

 

その7  山の天気は生死を分ける 天気予報は命のお守り

  天候の判断を誤り、撤退が遅れる遭難ケースが目立ちます。山岳地帯の天候 の変

 化は急激です。起床のちぇっクと早めの 判断が生死を分けます。一般の天気予報

 は平地のものです。専門の山岳気象を調べてから登りましょう

 

その8  山頂は通過点 下山道こそ 最新注意

  遭難は、足腰にダメージが蓄積される下山道で多発しています。 体力消耗も加わ

 り、集中力が失われるのも下山道です。無事帰宅が最終目標です。

 

その9  登山はスポーツ 観光気分が 遭難まねく

 道迷いや疲労で遭難した人のおおくは「考えが甘かった」とよく言います。

 スーツでは、試合前にトレーニングし、作戦を 立てるのは当たり前のことで 

 す登山もスポーツでピクニックではありません。いえ、要請を受け実際に救助

 に向かう側は『命がけ』だということを忘れないでください。

 

その10 もしもに備える 山岳保険

  救助・捜索活動は多額の費用がかかり、家族の経済・精神負担は大きいもの にな

 ります。遭難は誰にでも起きる可能性があります。いざという時に備え山岳保険

 に加入しましょう。